fuwarifuwarifuwariのブログ

関西在住、アラサー主婦の徒然日記

西加奈子 ごはんぐるり

どうもこんばんは。

限りなく奈良に近い大阪府民のふわりです♪

昨日今日と、大阪は猛暑が収まり過ごしやすい気候で

おかげで子どもたちと公園でめいっぱい遊んできました〜!

THE 健康的!

20代前半の頃の私ときたら、、

終電で帰宅、最寄りのスーパーで生ハムとワインのみ購入。

それが晩御飯。

面白くもないTVを観ながら、ただ空腹を満たすためだけの食事。

でもその頃は、そんな生活に疑問を抱かなかったなぁ。

それが若さか(笑)

 

今は愛する子どもたちのためにと、せっせと小魚をさばいたり

ちょっと面倒な揚げ物も頻繁にするし、

何より食事、料理を大切に思い、楽しめるようになりました。

人間、食べるということをおろそかにしたらいかんね。

食べることは、生きること(どっかで聞いたセリフや)

 

話がちょっとだけ変わりますが、最近流行りに乗って(笑)

西加奈子さんの著書をよく読んでいます。 

かの有名な長編「サラバ!」に関しましては、上巻の途中で止まっております。

図書館で借りたので、読み終わる前に返却期限が来て、泣く泣く中断,,,)

 

その後、読み始めたのが、こちら

ごはんぐるり (文春文庫)

小説ではなく、ごはんにまつわるエッセイです。

私はとにかく食いしん坊なので、この「ごはん」ネタの本にめっぽう弱く

google

「食べ物 小説」

と検索して、おいしそうな本を読み漁っているのです、ハイ。

 

一つ一つのストーリーがちょうどいい長さで読みやすく

西さんの関西弁の使い方が神的な面白さで、

読みながら一人でニヤニヤしています(笑)

 

一つ一つ紹介していくと、大人の読書感想文というのは

面倒なことになりそうなので

特に印象に残った箇所をおひとつ。

 

お洒落って何 〜はじめましてのごはん・フィンランド

の中の、西さんが思う「お洒落」というものは

 

〜着飾ることではない、みせびらかすことではない、自分の心地よいことを、

貫くということ、それがお洒落なのだと、私たちだって実は、知っているのだ。〜

 

印象に残った箇所というのが、ごはんにまつわるものではないというのはさておきw

お洒落って、ほんと、そういうもんだよなー!

と、妙に納得しました。

お洒落な人って、自分を持っていて、洋服に負けてない、流行りばっかり追いかけてない、自然体なのに、洗練されている・・・

内面からもお洒落さが滲み出ているんだろうな。

 

そもそも、お洒落な人は、お洒落って言われたくてお洒落しているわけではなく

自分の好きなものを合うものを選んだら、結果的にお洒落になった、という風な。

(お洒落お洒落書きすぎやな)

 

あ〜それにしても、面白い本でした。

物書きを生業にしてる人って、ものすごいストレスもあるんだろうけど

素晴らしい仕事だなって思いました。

私はこの一冊の小さな本のおかげで、大いに笑えて、楽しい時間を過ごすことができた。

西加奈子さん、ありがとう!

サラバ!も、きっと最後まで読みます!(はよ)